2006年03月31日

『good-bye the ambitious boy』の原風景、その1

これまでこのブログにアップしてきたものは、『good-bye the ambitious boy』のリリース用に作成していたもの(例えば対販売店向けとか)を、少々アレンジしたものでした。なので、ややカタかったりしていたのですが、ここからはもう少しカジュアルに書いていこうかと思っています。

さて、まろさんから『good-bye the ambitious boy』の意味について質問していだきました。なんとなく、その答えのようなものを書いてみようかと思います。

まずジャケットの写真。これは僕の出身地、島根県安来市にある安来港で撮影したものです。恥ずかしながら、撮影者は僕自身です。(ちなみにこのブックレットは12ページあって、カバーショット以外に松阿彌自身が撮ったものが3点、松阿彌と懇意にしていただいているフォトグラファー、稲田美嗣さんに撮っていただいたのが、バックインレイなども含めて5点収められています)。僕がうまくもないカメラを持ち出して、わざわざここで撮影したのには、ちょっとしたワケがあるのです。僕にとっては、まさにこの場所こそが重要だったからです。

僕がギターを初めて手にしたのは中学2年生も終わりに近づいた頃でした。当時はフォークギターから入るのがセオリーみたいな感じもあったのですが、僕はいきなりエレキからでした。TOKAIのストラト、オリンピックホワイトのボディにローズ指板というのは、ジェフ・ベックを意識してのものでした。

しかし、問題がひとつありました。当時、僕のホームタウン島根県安来市の中学校では、学園祭などでは“エレキ禁止”という奇妙にして理不尽なお触れが出ていました。定かな理由は分かりませんが、エレキ=不良みたいな図式を“オトナたち”が持っていたのは確かでしょう。つまりどんなにエレキにのめりこんでも、ライブハウスなどない田舎町では発表の場はない、ということだったのです。

中学時代に僕の周辺で、音楽に強い関心を抱き始めていた連中は、いわゆる不良という類ではありませんでした。むしろ逆で、優等生的とでも言ったらいいようなヤツラがほとんどでした。僕自身、生徒会の役員だったりしていたぐらいです。

なので、その立場を利用して学園祭での“エレキ問題”を生徒会の議案として上提し、なんとかエレキの使用が認められるように、運動し始めたのです。

これには学校側もちょっととまどったようでした。エレキ=不良という図式しか持ちあわせていなかった先生たちは、生徒会長経験者でもある生徒がこんなことを言い出したことに、どう対処したらいいのか、わからなかった面もあったようでした。

僕の言い分に生徒会担当の先生は理解を示して、職員会議でもかなり頑張ってくれたようです。その結果、ある日の放課後、僕は校長とサシで交渉の席に着くことになったのです。(つづく)
この記事へのコメント
発見!!ついにブログっすか。
原稿を筆で書いてた時期から考えると、スーパースーパー進化ですな!!
Posted by いさお at 2006年04月10日 22:44
発見!!ついにブログっすか。
筆で原稿を書いていた頃からするとスーパースーパー進化ですな!!
Posted by いさお at 2006年04月10日 22:47
いつもお世話になります!
ブログ開設おめでとうございます。
ご挨拶がわりにトラバしてみました。

今後ともよろしくお願いします〜。

Posted by yuka2 at 2006年04月12日 15:21
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